中沢・中藤コースが新設!飯能市社協×セブンイ・レブンの移動販売
以前より紹介させていただいているセブン・イレブン日高下川崎店と飯能市社協の移動販売。
先月より、「中沢・中藤コース」が新たに新設されたとのことで、見学に行ってまいりました。
当初は「名栗・原市場コース」の一つでしたが、中藤だけでも広域に住宅があるため作られたコースです。
観ていなかったのですが、昨年のドラマ「この恋あたためますか」でもこの移動コンビニが登場したようですね!!
山間地で育った私。子供の頃はさまざまな移動販売が来ていた記憶があります。そこでバナナを買ったのが私の「はじめてのおつかい」でした。
さて、このコース、中藤下郷から中沢の奥の奥まで行ってくださいます。
社協のCSWさん、販売スタッフさんはとても親しみやすく買い物にこられている方の
憩いの時間でもあるようです。
数名の方とお話しさせていただきましたが、近くに来てくれるのはありがたいと。一人暮らしのご高齢の方が非常に多い現状を目の当たりにし、住み慣れた場所で安心・安全に暮らし続けるためには我々は何が出来るのかを考えなければなりません。
この取り組みは1月5日の日本経済新聞に掲載されており、ご覧になった方もいるかもしれませね。
さすが日経、福祉の現場目線、というよりは経済的目線で書いてあります。
慈悲の心だけでは続かない福祉の現場。
経営者であれば収益は気になるところであり、冷蔵・冷凍機能のついた車体の燃料代、人件費とギリギリのラインでしょう。
その記事をご覧になったそうで大久保飯能市長が見学に来てくださいました。お買い物に来ていた方々やオーナーと熱心にお話をされていました。
人口の少ない山間地及び公共交通の乏しい場所でスタートしたこの取り組みが始まってから半年ほど経ちます。各地で認知度もあがり、楽しみにしているリピーターさんも多くいらっしゃいます。
存続するため、一企業とはいえ行政としても支援が必要なのではないでしょうか。